ミシン一番さんでロックミシン(ベビーロック糸取物語)を購入した感想まとめ

こんにちは。

今日は、ロックミシンについて。

ロックミシンを購入しようか悩んでいる、購入を検討しているけど、どれがいいのか分からない、という方に向けて、私がロックミシンを購入して実際にたくさん使ってみた感想をまとめます。

私も購入の際、散々悩みましたが、結論から言いますと、購入して本当によかった!そしてこんなことならもっと前から購入すればよかった!と今は思っています。その理由についても書いていきたいと思います。

 

ベビーロック・糸取物語(BL66EXS)の機能と特徴

私が購入したロックミシンは、ベビーロックの糸取物語(BL66EXS)です。

この糸取物語(BL66EXS)は2本針4本糸のオーバーロックミシンで、カバーロックステッチやインターロックステッチは出来ないタイプのものです。

この機種にはこんな特徴・機能があります。

・自動糸調子(ジャストフィットシステム)

・差動送り

・誤作動防止の安全装置(セーフティストップ機構)

・自動針糸通し

・自動エア糸通し(エアスルーシステム)

購入前は「この機能本当に必要なの?」と半信半疑でしたが、使ってみるとそれぞれ非常に便利でした。

自動糸調子のおかげで、どんな厚み・質感の生地も美しい縫い目になります。家庭用ミシンのジグザグ縫いと比べると、本当にびっくりする程、美しさに差があります。

差動送りのおかげでニット生地がストレスフリーで縫えますし、ギャザー寄せが楽にできます。

また、誤作動防止がなかったら大怪我していたなと、ヒヤッとしたことも数回あります。

そして、自動針糸通しも、針に糸を楽に通すことができるので、ストレスフリーです。

さらに自動エア糸通し、これ、凄いです!説明がなかなか難しいのですが、少しセッティングするだけで、縫うところまで空気で糸を運んでくれます。

それぞれの機能、説明すると長くなるので、後日別記事でまとめたいと思います。

購入した店と届いた物

購入したのは、ネットショップのミシン一番さんです。

ミシン一番さんの特徴は、なんといっても5年の修理保証。長く大切に使いたいので、5年の修理保証があると安心ですよね。また、他のお店と比較していただけると分かると思いますが、お値段もお安いです。

私がロックミシンを購入したときには、購入した3日後くらいに届きました。感動したのは、糸や針も全てセットした状態で届いたこと。このサービスのおかげで、すぐに試し縫いすることができましたよ。

また、使い方の冊子やDVDも同封されているので、使い方に困ることはありませんでした。

購入前の悩みと、今になって思うこと

アタッチメント(押え金)は必要か?

購入する前に悩んだことの1つが、アタッチメントは必要なのか、ということ。悩んだ結果、セットで買った方がお安かったので、ロックミシン購入時にセットで一式揃えました。

セットで購入したアタッチメント(押え金)は6種類。

・ビーズ押え

・パイピング押え 3mm用

・パイピング押え 5mm用

・ニット用裾まつり押え(すそ引き押え)

・セパレート押え

・ゴム押え(テグス入れ兼用)

今改めて考えると、購入してよかったです。ただし私の場合は、全部の押えは使用していません。私が主に使用しているのは、ニット用裾まつり押えと、セパレート押えです。

上の写真の左がニット用裾まつり押え、右がセパレート押えです。

まずニット用裾まつり押えは、ニットソーイングで裾を縫うときに重宝しています。そもそも、ニットの裾縫いの方法は3種類あります。カバーステッチで縫う・ニット用裾まつり押えを使って縫う・家庭用ミシンで糸をレジロンに変えて縫う、の3種類です。糸取物語にはカバーステッチ機能がないのでがついていないこと、家庭用ミシンで縫うと裾が伸びやすいことから、ニット用裾まつり押えを使用しています。押えの調節に慣れるまでに少しコツがいりますが、慣れれば既製品のようにキレイに仕上がるので、非常におすすめです。

次にセパレート押えですが、これはあちこちギャザーを寄せるときに使用しています。この押え、めちゃくちゃ便利で、初めて使った時は感動しました。家庭用ミシンでギャザーを寄せるとなると、2本直線縫いをして、ギャザーをよせて、縫って・・と、行程が多く面倒なのですが、ロックミシンとセパレート押えがあれば、作動送り(縮めながら縫う、伸ばしながら縫うなど調整できる機能)を調整するだけで、簡単にギャザー寄せが出来ます。しかも、ギャザーが均等によった美しい出来上りになります。

カバーステッチ・インターロックステッチは必要か?

カバーステッチ、インターロックステッチも出来る複合機のロックミシンがいいのかどうか、購入前に非常に悩みました。カバーステッチは、市販のTシャツの裾によく使用されている縫い方で、表は2本の直線縫い、裏はかがり縫いになっているステッチです。インターロックステッチは、2枚の布を合わせて縫う時に、直線縫いとかがり縫いを一緒に縫ってくれるステッチです。

ベビーロックですと、「縫希星」「縫工房」の上位機種についている機能になります。

私は洋裁が好きなので、将来的にはカバーステッチもインターロックステッチも使える環境にしたいと思っていましたが、複合機にするか、別で専用のカバーステッチミシンを買うかで非常に悩みました。

口コミレビューなどをみていると、「カバーステッチ・インターロックステッチを使用する際は糸の通し方や設定を変更しなければならず、結局面倒であまり使用していない」などと書いている方がいらっしゃって、めんどくさがり屋の私に使いこなせるのか?と検討しました。

結局、決め手になったのは、一般的に専用機の方が、使い勝手が良く、縫い目がより美しい、ということです。そもそも家庭用ミシンを購入していたのに、今となってはより縫い目がきれいな職業用ミシンが欲しい、かがり縫いにはロックミシンを使いたい、ボタンホール専用のミシンも欲しい。となると、今ロックミシンの複合機を購入しても、近いうちに専用機が欲しくなるだろう、と考えました。

今考えると、その判断は正しかったように思います。

とはいえ、もちろん、複合機にはメリットもがあります!1台でたくさんの機能が使用できますし、省スペースにもなります。作業場所が狭い方や、道具を増やしたくない方には、複合機の方がおすすめです。

ロックミシンを購入して良かったこと

ロックミシンを購入して本当に良かったと思う理由いくつかあります。1つ目は、より短い時間で、より精度の高い服が作れるようになったことです。

家庭用ミシンのみを使っていたときは、端の始末をジグザグ縫いしていたのですが、これがロックミシンに変わると、美しさが、もう、雲泥の差です。表からは見えないのでたいした差ではないように思えるかもしれませんが、実際は全く違いました。私の作るお洋服を「私にも作って欲しい」とか「売ればいいのに」と言ってもらえるようになったのも、ロックミシンを購入したころからでした。

またロックミシンだと端の処理があっという間にできるので、1作品を仕上げるまでの時間も随分変わりました。体感ですと、3分の2くらいになったと思います。

2つ目は、簡単にニットソーイングができる、という点です。

そもそも家庭用ミシンでも、道具を揃えればニットソーイングはできるのですが、縫っているうちに生地が伸びてしまったり、縫い難かったりで、とても難しいです。私もカーディガンを縫ってみたことがあるのですが、悪戦苦闘した上、散々な出来上りになってしまった苦い経験があります。世の中には家庭用ミシンで上手にニットソーイングをされている方もいらっしゃるようですが、ものすごく器用な方なのだろうな、と思います。

対してロックミシンを使えば、ストレスフリーであっという間に1着縫い上がります。私がよく作っているのは、夫のTシャツ。一度型紙を準備すれば、裁断から出来上りまで2時間以内で完成します。しかも縫い目が美しいので、既製品のようなTシャツを作ることが出来ます。あっという間に出来るし、楽しいので、既に長袖・半袖合わせて20着くらい作りました(笑)

まとめ

購入前は非常に悩んだロックミシン選びでしたが、今考えると、本当に購入してよかったです。購入を悩んでいる方に参考にしていただけたら嬉しいです。

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