こんにちは。はるのです。
ハンドメイドを始めた時によくわからなかったのが、スナップボタンについて。単にスナップボタンと言っても、たくさん種類があるので、ごっちゃになりますよね。
「スナップボタンってどんな種類があるの?」
「簡単に付けられるの?」
「付ける時には何か道具が必要なの?」
「お洋服にはどれを付ければいいの?バッグだったら?」
などいろいろな疑問があるかと思います。
この記事ではそんな疑問に答えるべく、プラスナップの種類・違いについてまとめ、付け方についても簡単に解説します。更にそれぞれのスナップボタンごとに、付けるのに適したアイテムについてにご紹介します。
スナップボタン種類1・縫い付けタイプ
私の中でスナップボタンといえばこれ!針と糸を使って縫い付けていくタイプです。
プラスチック製、金属製などいろいろな種類があります。
生地の表に出ないように縫い付けることができるので、お洋服によく使われます。
付け方ですが、刺繍でいう”ボタンホールステッチ”で縫い付けると丈夫に付けることができます。
-
- おすすめ作品 : 洋服全般 ・ 小物
- 必要な道具 : 針 & 糸
- 対応可能な生地の厚さ : 全て
スナップボタン種類2・プラスナップ
プラスチック製のスナップボタンで、ベビー服によく使用されます。
付けるときには、専用の「ハンディプレス」または「卓上プレス」という道具が必要です。
付け方ですが、目打ちで生地に小さく穴を開けた後、プラスナップをハンディプレス又は卓上プレスで圧着させます。
特に卓上プレスを使用すると失敗もなく簡単に装着することができるのでおすすめです。
-
-
- おすすめ作品 : ベビー服
- 必要な道具 : 目打ち & ハンディプレス 又は 卓上プレス
- 対応可能な生地の厚さ : 極薄地 〜 普通
-
スナップボタン種類3・ワンタッチプラスナップ
プラスナップと見た目はそっくりですが、専用の道具なしでつけられるタイプです。
通常のプラスナップ比べると、少々お値段が高くなること、強度が劣ることがデメリットですが、専用の道具不要で簡単に付けられる優れものです。
付け方ですが、目打ちで生地に穴を開けた後、ワンタッチプラスナップを生地に挟み、パチっと音がするまでしっかりはめ込むだけで完成です。
-
-
- おすすめ作品 : ベビー服
- 必要な道具 : 目打ち
- 対応可能な生地の厚さ : 普通 〜 厚地
-
スナップボタン種類4・アメリカンホック・リングスナップボタン
金属製で爪がついており、ハンマーでたたいて爪を曲げることでボタンを固定するタイプです。
このスナップボタンのデメリットは、金槌でたたいて付けるので大きな音がすること、厚地にはつけられないことです。
バッグや小物、薄手の服に使われます。
付け方ですが、生地にスナップボタンを挟み、専用の打ち具を当ててハンマーで叩きます。ポイントは、生地にスナップボタンを挟む時に、爪がしっかりと生地に刺さるようにすること、打具をハンマーで叩く時は垂直に叩くことです。
-
-
- おすすめ作品 : バッグ・小物・薄手の服
- 必要な道具 : 打ち具 ・ ハンマー
- 対応可能な生地の厚さ : 薄地 〜 普通
-
スナップボタン種類5・バネホックボタン・ジャンパーホックボタン・ドットボタン
レザーアイテムや、上着、パンツなどの厚手の服に使われます。レザークラフトでは留め具として、このスナップボタンがよく使われます。
3種を比較すると、ジャンパーホックボタンは、より厚手のアイテムに対応でき、耐久性も高いですが、より付けるのが難しいです。
また、特にバネホックボタンは、道具さえ揃えれば、比較的簡単に付けることができます。
付け方ですが、ハトメ抜きで穴を開けた後、ホック打ち(またはジャンパーホック打ち)と打ち台を使ってボタンを挟み、ハンマーで叩くことで固定させます。
-
-
- おすすめ作品 : レザー小物・バッグ・厚手の服
- 必要な道具 : 各専用のホック打ち・打ち台・ゴム板・ハトメ抜き・ハンマー など
- 対応可能な生地の厚さ : 厚地
-
まとめ
いかがでしたでしょうか。
単にスナップボタンと言ってもいろいろな種類があるので、適材適所で使用することが大切です。
今後のスナップボタン選びの参考にしていただけたら幸いです。