独学でオリジナルパターン作りや製図をマスターできます!その方法とは?

独学で洋裁をしていると、だんたんとチャレンジしたくなるのが、型紙のアレンジや、製図、そして自作のパターン作り。

「この型紙をこんな風にアレンジしてみたいけど、どうやったらいいの?」

「洋裁本で出来合いの型紙を使って作るのも楽しいけど、自分がデザインしたお洋服も作ってみたいな・・・♡」

「もっと自分にピッタリサイズのお洋服が作れるようになりたいな」なんて思いますよね。

でも難しそうだからと、あきらめていませんか?実はそんな夢を実現できる洋裁本があるんです。それが、「誌上・パターン塾」シリーズです!

何を隠そう、私もこの「誌上・パターン塾」に出会ったおかげで、製図やオリジナルのパターンが作れるようになりました!

今回は、この本を使って製図・パターン作りを始める方法、準備すべき物など、まとめます。

 

無限大のデザインが可能な「誌上・パターン塾」シリーズ

「誌上・パターン塾」は製図やパターン作りの入門書です。この本を通して”デザインの基本とパターン作りをマスターすれば、世界で1つだけの服を作ることができます。”

「誌上・パターン塾」はvol.1〜vol.4の4種類発売されています。それぞれの本で紹介しているデザイン・パターンは下記の通りです。

誌上・パターン塾 紹介しているデザイン・パターン
vol.1 トップ編 見頃22種・袖26種・衿40種
vol.2 スカート編 スカート63種・153サイズ
vol.3 パンツ編 パンツ53種
vol.4 ワンピース編 見頃72種・袖29種・衿29種

例えばトップ編だと、見頃22種・袖26種・衿40種のデザインが掲載されているので、掲載されている通りに製図したとしても、なんと22,880デザインのトップスを作ることが出来ます。

見頃22種 × 袖26種 × 衿40種 = 22,880デザイン

さらに、見頃・袖・衿以外にも、袖カフスのデザインやポケットのデザイン、袖口のあきのデザインなどもたくさんの種類が掲載されています。しかも、それぞれのデザインの製図を参考に、より自分好みにアレンジすることも出来るわけです。

つまり、この1冊で、無限大のデザインが可能になります!!

独学で製図・パターン作りをマスターするのに最適

「誌上・パターン塾 vol.1 トップ編」P.60 ”スタンドカラーA”より

実はこの本、服飾専門学校として有名な、文化服装学院の通信教育講座の教科書として使用されているんです!つまり、通信教育講座を受けた人が、自宅で一人でパターン作りをマスターできるような作りになっているんです。

本の中を見てみると、製図の仕方が丁寧に解説されていたり、それぞれの製図でお洋服を作った時のイメージ写真が載っていたりと、とっても分かりやすいです。

実際、私もこの本を勉強することで、オリジナルパターンを作れるようになり、自分でデザインしたお洋服をたくさん作ってきました!!

製図・パターン作りに必要な道具達

製図・パターン作りを始めるには、専用の道具が必要です。道具を使いこなすことで、短時間で正確なパターンを作ることができます。

製図用の定規(必須)

直線用定規

まず、直線をひくための定規が必要です。私は短いものと、30㎝の方眼定規と2種類使用しています。ワンピースをよく作る人は、長い直線を引くのに50㎝のものもあると便利かなと思います。縫い代をつけやすく、直角の製図がしやすい、方眼定規がおすすめです。

曲線用定規

お洋服の製図では、袖ぐりや襟ぐりなどの独特の曲線も描く必要があります。この時に使うのが、洋裁用の曲線定規。洋裁の派閥?によっていろいろな種類が発売されています。私はDカーブルーラーとcloverのカーブ定規で悩んだのですが、結局cloberのカーブ定規を購入しました。理由は、方眼になっている方が縫い代つけが楽にできるかなと思ったからなのですが、実際に使いやすいので愛用しています。

メジャー(必須)

体のサイズを測るのに使います。また袖ぐりや襟ぐりのような曲線用の長さを測るのにも使えます。

ハトロン紙(必須)

製図するのに使います。線が透けて見えて、原型を写しやすいので、ハトロン紙を利用すると楽に&正確に作業することが出来ます。無地のものと方眼タイプの物があり、私はどちらも常備しています。直角な線や平行な線が描きやすいので、製図には方眼タイプを使うことが多いのですが、残念ながらネット上では販売サイトを見つけられませんでした。大きい手芸屋さんには置いてあります。

別の方法として、方眼のカッティングマットと無地のハトロン紙を使う、という手もあります。方眼カッティングマットの上に無地のハトロン紙を載せて製図することで、方眼模様が透けて見え、製図がしやすいくなります。型紙や布の裁断に、はさみ(裁ちバサミ)ではなくロータリーカッターを使いたい、という方には特にこちらがおすすめです。

重し(代用可)

製図したりパターンを写したりする時に、紙が動かないように重しとして使います。紙や布が動かなければOKなので、例えばスノードームのようなものでも代用可能ですよ。

ルレット

部分的に線を写したり、マスターパターン(1回目に作った基本のパターン)を修正したり、重なる部分の長さを合わせるために印をつける時などに使います。

私も持っていますが、正直なところ、ひとまずはなくてもOKだと思います。

シーチングでトワルを組んで(出来上りのよう組み立ててみること)、修正したり補正したりする時に使うので、より本格的に作るようになった時に、購入すればいいのでは、と思います。

製図用のシャーペン

正確に線がひけるので、あると便利。太さは0.3〜0.5mm、芯はHBやHなどがおすすめです。

・・・と言いつつ、私はなんとなく鉛筆の方が使いやすくて、持っているのにぜんぜん使っていません。笑 自分用のお洋服で、1㎜くらいだったらずれてもいいかな〜という感じであれば、なくても大丈夫です!(注:邪道です。)

製図・パターン作りに必要な道具
必須 ・洋裁本「誌上・パターン塾」シリーズ

・直線用定規

・曲線用定規(カーブ定規・Dカーブルーラーなど)

・メジャー

・ハトロン紙

・重し

あると良い ・ルレット

・製図用シャーペン(0.3〜0.5mmのHBまたはH)

まとめ

私はこの本で製図とパターン作りを学んだことで、自分にぴったりの、自分でデザインした服が作れるようになったので、洋裁が更に楽しくなりました!

本当に一生使える洋裁本なので、今後もずっと愛用していきたいと思います♡

とっても楽しいので、是非みなさんも製図・オリジナルパターン作りに挑戦してみてください!

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